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ハーさんの週間日記 日記 〜Diary〜

3月28日(金) 別れと出会いの季節

「京都ちゃちゃちゃっ」(KBS・関西テレビ/京都チャンネル)で僕のアシスタントを務めてくれた映見内咲ちゃんが、本日で1年の任務を修了し卒業となる彼女は鹿児島出身で、奈良のバス会社でガイドをやっていたという異色の経歴の持ち主。正直 前半半年はハラハラしどうしだったが、後半は慣れたきたのか余裕がみられ、安心してコンビが組めるようになった。この番組以外にも今年は個人のDVDは出すは、NHKの「ちりとてちん」に出演するはと大忙し。1年間本当にご苦労さんでした。春からは東京に拠点を移して女優としてがんばるとのこと。ぜひ大物になってや。サインもらいに行くからね!なお次週から金曜日の僕のパートナーは現役女子大生の月山かなちゃん。これから 1年よろしくネ!

映見内咲ちゃん、ぜひ大物になってや!

3月27日(木) 昼はCM撮影、夜は生ラジオ

午後から播州信用金庫の今年度分のCM撮影があった。場所は神戸・三宮のどまん中にある播信・神戸ローンセンター。昨年末にオープンしたばかりの広くてきれいなお店だ。今回も僕の妻役を務めてくれるのは有村茉佐子さん(MC企画)。撮影は2タイプ行うが、まずは座りバージョンから。メイクの間も役づくりにはいりこんでいる羽川(?)。わずか20秒のCMなのに こんなにたくさんのスタッフが関わっているのだ。

メイクの間も役づくりにはいりこんでいる? 今回も僕の妻役は有村茉佐子さん
まずは座りバージョンの撮影から わずか20秒のCMにたくさんのスタッフが関わっている

続いては歩きバージョンの撮影。僕は、自由奔放で気の強い嫁に頭のあがらない夫を演じる。行員役はこの神戸ローンセンターに実際に勤務するSさん。少し緊張気味だったが、貴重な体験を楽しんでいるようでもあった。小松監督からの演技指導をしっかり耳に入れ さあ本番へ。家のリフォームを決意して融資を受けにくる陽気な妻と気の弱い夫を見事(?)に演じている。この新バージョンCMは4月下旬より サンテレビのナイター枠などで放送予定。どうぞお楽しみに。

行員役は神戸ローンセンターに実際に勤務するSさん 家のリフォームを決意して融資を受けにくる陽気な妻と気の弱い夫
新バージョンCMは4月下旬より放送予定

夜は神戸から京都に移動して、KBSラジオの「羽川英樹の京・奈良・近江*見つけ旅」の生放送。この番組の名物コーナー今週のうまいもん」で今夜紹介したのはコロッケ。一見どこにもありそうに見えますが、これがなんとチョコレート・コロッケ。京都は錦市場の中にある井上佃煮店が発売しているのだ。正直なところ ごはんのおかずにはならないが、おやつとして食べれば なかなか旨い。チョコレート・ドーナツのパン粉版だと思えばいいのだ。甘さも後をひかないし、腹持ちのいい おやつなので地元の女子高生にも大人気。1個90円で、1日に300個は売れるらしい。そしてもちろん、このお店の佃煮や手づくり惣菜もみんな旨いよ。

一見どこにもありそうに見えるコロッケ これがなんとチョコレート・コロッケ!
おやつとして食べればなかなか旨い

3月20日(木) ありがとう三木鉄道ウォーク

今月15日のJRダイヤ改正で、ブルートレインの銀河・なは・あかつきなどが惜しまれながら姿を消した。そしてこの春、関西では もうひとつ 兵庫県で三木鉄道が92年の歴史に幕を閉じることになった。そこで 残りあと12日となった祝日のきょう、「ありがとう三木 鉄道ウォーク」なるイベントが開催され、私もゲストとして参加させてもらった。

三木鉄道が92年の歴史に幕を閉じることになった 私もゲストとして参加させてもらった

<三木鉄道とは>
*三木〜厄神(JR加古川線と接続)の間 6,6kmを13分で結ぶ。駅数9。
*第3セクターとしては、国内で2番目に営業距離の短い鉄道。
*大正5年 播磨鉄道として開業。当初は金物産業の輸送手段として敷設されたらしい。

昭和18年に国鉄 三木線に。昭和60年に国鉄から移管され 第3セクターの三木鉄道に。
*現在は60分毎に運転。ゆえに単線だが途中駅にすれちがい設備はなく1両編成の列車が行ったり来たりする。

<赤字に悩んだ5つの理由>
(1)三木駅が市の中心部から離れている(1km 15分ほど歩かなくてはならない)
(2)市の中心部には神戸電鉄・三木駅があり、新開地まで直通で走っている。(客をとられてしまう)
(3)1時間に1本と運転本数が少ない。
(4)沿線に通学生の利用が少ない。
(5)国鉄時代にあった加古川行きの直通列車がない。

春分の日のきょうは、あいにくの小雨。それでもスタート地点の三木駅前には 鉄道ファンやウォーキングファンが続々と集合。 ここはサンテレビの「三木金物まつり」の取材でよく来たし、三木鉄道にも何度か乗車している。しかし いざ廃線となると、やはり改めてじっくりと見ておきたい。この三木駅の重厚な外観、また改札口・ホーム・駅名表示板などにも歴史がしっかりと刻みこまれている。僕も名残を惜しみながら記念撮影をば。全国から大勢の鉄ちゃんも詰めかけ、週末は超満員。警備員が出て整理にあたっていた。

鉄道ファンやウォーキングファンが続々と集合 改札口・ホーム・駅名表示板などにも歴史がしっかりと刻みこまれている
改札口・ホーム・駅名表示板などにも歴史がしっかりと刻みこまれている 改札口・ホーム・駅名表示板などにも歴史がしっかりと刻みこまれている

ウォーキングは鉄道と並行している県道を7km歩くことになるが、列車が1時間に1本なので なかなかめぐり合わない。と思っていたら突然通過したので、あわててシャッターを押したが うまく撮れなかった(残念!)。
また この日は、記念のお弁当やジャンパーも限定で販売されたのだ。

県道を7km歩くことになる うまく撮れなかった(残念!)
記念のお弁当やジャンパーも限定で販売されたのだ 記念のお弁当やジャンパーも限定で販売されたのだ

ウォーキング ゴール後は、場所を三木中央公民館に移して室内イベントの開始。
まずは羽川英樹の鉄道トークショーを20分。三木鉄道の歴史と特徴、廃止に至る経緯、そして僕が鉄道好きになった訳などをお話した。
続いてメインイベントの三木鉄道の備品類のオークシヨンへ。この頃には、鉄分の多いマニアもたくさん詰めかけ 会場は熱気ムンムン。
ワンマン運行のため車内に設置されていた運賃表示器をはじめ、車内灯・踏切警報機・行き先プレート・マスコンなどが落札された。
ちなみに最高値は この記念のヘッドマークで4万6千円で落札された。また最安値は小学生の男の子が落札した車内灯の370円。
結局 落札総額は約20万円で、収益金は三木鉄道の売り上げに加算される。なおこの模様は 当日の夕方のニュースでも放送された。

羽川英樹の鉄道トークショーを20分 メインイベントの三木鉄道の備品類のオークシヨンへ
4万6千円で落札された

播磨平野をひたすら真っ直ぐに走り抜ける三木鉄道は、正直なところ取り立てて魅力のある路線ではない。
ただ 木製の柱・木製の枕木・駅に取り付けられた古い看板などに なんともいえないノスタルジアを感じるものがある。
春のひととき のんびりと乗るには最適。途中しだれ桜や湯庵という温浴施設もある。また近くを走る北条鉄道と3セク乗り比べをするのも楽しいかも。ラストランは会社創立記念日となる4月1日(火)。あと12日だ。ごくろうさん、ミキ300形。このトリコールカラーのレールバスをしっかり瞼に焼き付けておこう。

トリコールカラーのレールバスをしっかり瞼に焼き付けておこう

3月12日(水) 滋賀の若き人たちが こんなうまいもん作ってます

今回のBBC「ぐるっとびわ湖環状線」は、4月上旬の陽気の中 5本分の収録のため朝8時に本社を出発進行。

まずは彦根市の隣にあたる犬上郡多賀町に、苺つくりに青春を賭けている若き女性がいると聞き 早速訪ねることに。 富之尾という地区で いちご農園のオーナーを務めるのは坂上政子さん(22歳)。とっても純朴で明るく元気なお嬢だった。 少し会社勤めをした後、自然相手の仕事がしたくて県立農業大学校研修科で学ぶ。そして2年前から自ら苺農園を営むという 湖東・湖北地域では唯一の若き女性農業家だ。ここでは甘さと大きさたっぷりの章姫を中心に、酸味と甘みがミックスされた とちおとめなどを生産する。なのだ。 また水耕栽培のため腰をかがめることなく収穫できる苺たちは、彼女の夢をたっぷり抱いたように実に大きい。

富之尾地区のいちご農園 オーナーは明るく元気な坂上政子さん
すべてが無農薬のこだわり農産物、実の大きな安全・安心の苺 水耕栽培のため腰をかがめることなく収穫できる

つづいては甲賀市信楽町へ。信楽高原鉄道・信楽駅では狸たちが僕らを出迎えてくれた。

信楽高原鉄道・信楽駅 狸たちが僕らをお出迎え

今回訪れた朝宮地区は、お茶の産地として有名。各所に茶畑が広がる中、どっしりとした古民家が1軒目にとまった。 ここは黒田園という手打ちそば処なのだ。主人の黒田直宏さんは弱冠25歳。今から6年前の19歳で この店を 開いたというからびっくり。専門店での修業はごくわずかで、ほとんどは独学で手打ちを学んだという。見た目は普通のお兄ちゃんなの だが、彼の蕎麦うちを見ていると渾身の力と魂が注入されているのが よくわかる。これを独学で会得できるのは 持って生まれた素質 なのか、はたまた努力のたまものなのだろうか。開店当初はお客さんからのアドバイスもしっかり役立ったという。

ここの蕎麦はわずかにつなぎを使うため、割合は9:1になるという。口に含むと、限りなく十割に近い食感や蕎麦の香りが広がる。 そばは少し甘めの関西風だが、しっかりダシがとってある。まずは自慢のざる(750円)を食べてほしい。あとで出てくるそば湯 や朝宮の煎茶もしっかりと旨い。春の一日、やきものをゆっくり見た後に ぜひ立ち寄りたいお店である。

朝宮地区にある手打ちそば処『黒田園』 主人の黒田直宏さんは弱冠25歳

3月5日(水) 新名神を走ってきたよ!

先月23日に開通したばかりの新名神高速道路(草津田上IC〜亀山JCT)の約50kmを走ってきた。あいにくの吹雪まじりのお天気だったが、新しい道路はやはり気持ちがいい。もともと片側3車線の予定のところを現在2車線にしているので ゆったりとしているし、トンネル内の照明も明るく走りやすい。制限速度は今のところ100km/hだが、将来は120km/h に設定される高規格道路である。山々の稜線に雪が舞いちり まさに水墨画の世界が広がる。ちなみに、この道路の完成による効果は次の3つといわれている。
(1)京阪神と三重・愛知との距離短縮 34km:<例>甲賀土山IC〜名古屋市 57分、大阪市 88分で行ける。
(2)慢性化している国道1号の渋滞の緩和
(3)冬季に豪雪となる名神米原〜関が原間の迂回路

ドライブ途中 甲南PAに立ち寄る。三角屋根で全面ガラス張りの外観、ここには88台の駐車スペースがある。中のスナックコーナー には忍術うどん・そば・ラーメンが、またマスコット・キャラクターの「こうたん」「なんたん」も販売されているし、2階からは晴れていれば甲南町の街並みや鈴鹿山脈が一望できる。

甲南PA 三角屋根で全面ガラス張りの外観

しかし ここでのイチオシはなんといってもトイレだろう。男子トイレにある12の小便コーナーは隣との仕切りも完璧。 4つの個室は洋式温水洗浄便座付き、洗面台は水・石鹸水・乾燥がセットになっている最新式だ。そしてトイレ入り口はオープンではなく、ドアがあって外の風がはいってこないように心遣いがされている。ただ、ただです、このドアの開閉が自動ではなく手動なのはなぜ?ここまで いろいろ最新のものを導入しながら なぜ このドアはいちいち手であけなければいけないのか?用を済ませ手もきれいに洗ったあとなのに、なぜ?我輩は実に残念である。(ラジオのリスナーさんからの指摘で検証) 

小便コーナーは隣との仕切りも完璧 4つの個室は洋式温水洗浄便座付き
洗面台は水・石鹸水・乾燥がセット ドアがあって外の風がはいってこないように心遣いがされている
このドアの開閉が自動ではなく手動なのはなぜ?

さて、この甲南PAから名古屋までは85kmの表示。1時間弱で行けるなんて近くなったよね。そしてこの新名神にはもうひとつ土山SAがある。今回は時間の関係で立ち寄れなかったが、ここはソーラー発電や風力発電を駆使した環境対応型のSA。セルフのガソリンスタンドやセブンイレブンもはいっているそうだ。次回はぜひ こちらにも足を伸ばしてみたい。

結局、草津田上ICからの所要時間は信楽IC 10分、甲南PA 14分、土山IC 22分、亀山JCT 32分 でありました。早いわあ。

 

2008年2月>>

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