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ハーさんの週間日記 日記 〜Diary〜

9月30日(火)ナッツメロンショー 最終回

滋賀の皆さんに70年代を中心にしたなつかしい曲をたっぷり楽しんでもらった「ナッツメロンショー」。平日の昼下が りに3年に渡ってお届けしてきましが、本日が最終回とあいなりました。スタジオには終了を惜しむ メール・FAXがいっぱい。 そして 本日はオールリクエスト大会のため CD出しもたっぷりあってスタッフは大忙し。途中から他曜日のスタッフも応援に 駆けつけてくれ、放送は無事終了いたしました。お疲れさんでした。

メッセージを送って下さった皆さん、本当にありがとうございました

思い起せば、今年7月に腹部大動脈瘤で1ケ月入院した時も 多くのリスナーさんからお見舞いメールや激励メール をいただきました。また何度も自転車で琵琶湖を一周し、その模様を克明にリポートしたのも忘れられない思い出です。 滋賀を第二のふるさととして 大津に事務所も借りて がんばった番組だけに、思いいれも人一倍の番組でした。うーん残念! この3年間 番組を聞いてくださった皆さん、メッセージを送って下さった皆さん、本当にありがとうございました。 これからは 金曜15時からの新番組「らぢ・ラジ」でお耳にかかりましょう。

9月26日(金) 感動!50周年記念ジャズライブ

きょうは夜に京都府立芸術文化ホール「藤井貞泰 JAZZ LIFE 50周年記念コンサート」の司会を担当する日。 朝方 激しく降った雨もあがり、夕方からは涼しい秋風が吹き抜けてきた。 チケットはすでに完売し、りハーサルも順調に進んで あとは幕のあがるのを待つのみだ。

藤井貞泰 JAZZ LIFE 50周年記念コンサート

藤井さんは京都在住のピアニストで、今年プレイヤーになって50年という節目を迎える。 同志社大学を卒業したあと渡辺貞夫氏に師事。其の後 原信夫とシャープ&フラッツでピアニストとして活躍。 1975年に京都に戻り、新京極近くで藤ジャズスクールを開講。30余年の間に多くのジャズミュージシャンを輩出する。 また67歳の今もプレイヤーとしても各地でライブを精力的に展開する。

藤井さんは京都在住のピアニスト

そんな藤井さんの50周年とあって、実に20人近いプレーヤーがゲストとして駆けつけてくれた。 中でも 迫力満点だったのは、東京から友情出演で登場した沖山秀子さんだ。かつて映画「神々の深き欲望」「どですかでん」、 テレビ「ゲバゲバ90分」などで強烈な存在感を残した女優でありジャズシンガー。関西のライブではピアノは必ず藤井さんを指名していた という仕事仲間。この日も「バイバイ ブラックバード」などを独特の迫力で歌いきってくれた。 来年は森崎東監督の映画に出演し、アフガン帰りの謎のジャズシンガーを演じるという。

東京から友情出演で登場した沖山秀子さん 関西のライブではピアノは必ず藤井さんを指名していた

プレイヤーも多彩。ギターの寺井豊・竹田一彦両名は、市バスが無料で乗れる70歳を越えていまなお現役で活躍中。 一足先に50周年を越えたダンディなベースマン 宮本直介はタキシードが実にさまになる。 もうみんな ご隠居さんでもいい年なのに、すこぶる元気。そして演奏が実に楽しそう。

ジャズは人生そのものが出るとよくいわれるが、まさに円熟味たっぷり。舞台に立った瞬間 画になってしまうのだ。

またドラムでは「ナニワエキスプレス」で一世を風靡した「ナニワのリキヤ」こと 東原力哉のパワフルプレイに圧倒される。 黄色いドラムセットを裸足で叩く姿は、彼独特のスタイルだ。 女性陣では藤井さんの娘・美智さんがのトランペットで登場し、親子デュオを実現。ヴォーカルでは前重英美、谷本久美子が華を添えた。

司会は結構大変だったが生ジャズを間近に聞けてごきげん

ただ出演者が20名近くになると、進行が大変。会場は府立のホールなので21時きっかりに終演しなけらばならない。 またジャズはアドリブの世界なので、ミュージシャンが乗ってきて演奏時間オーバーも想定される。そんな中で みなさんからもお祝いコメン トもいただき、曲紹介・メンバー紹介もして、次の準備の間もつなぐという司会は結構大変だった。でも それにも増して ステージでの生ジャズを 舞台袖で間近に聞けて最高にごきげん。フィナーレの「ON THE SUNNY SIDE OF THE STREET」でもりあがったあと、アンコールはしっとりとマイクを通さず生音で「アラウンド ミッドナイト」を。いやあ憎い演出で幕を降ろしたのであります。

このあと 打ち上げに出て 冷たいビールを飲みたいとこですが、明日早朝から神戸でラジオの生放送がありますんで、お先に失礼! 出演者・スタッフのみなさんお疲れさんでした。藤井先生、これからも素敵な演奏で僕たちの心をときめかせてくださいね。 それと一所懸命に司会をしてたので、スナップ写真が撮影できていません。あしからず。

9月16日(火) 関西フォークの御大、生放送に。

昼に生放送している「ナッツ・メロン・ショー」(FM滋賀  14〜16時)に、あの関西フォーク界の重鎮・西岡たかしさん が生ゲストで来てくれた。
1967年に五つの赤い風船を結成し、「遠い世界に」「恋は風にのって」などのヒット曲をもつシンガーソングライターは御年64歳。 飄々とした風貌やしゃべり口調は昔と全く変わっていない。実は西岡さんとは随分と久し振りの再会になる。僕が読売テレビの新人 アナウンサー時代に、初めて担当したレギュラー番組が「味の散歩道」というグルメ番組だった。この番組で、西岡たかしさんや シモンズの北川由美さんたちと共演させてもらっていたのだ。ゆえに実に30年ぶりの再会ということになる。

5つの赤い風船は 結成からわずか5年後に解散してしまったが、2000年に西岡たかし、中川イサト、元ジャネッツのヴォーカ ル・青木まり子たちで再結成されており、21日にも野洲文化ホールで杉田二郎、イルカたちとコンサートを開くという。 トレードマークの野球帽をかぶった西岡さんとまずは記念撮影。この体格の見事のコントラストをご覧下さい(笑)。 「遠い世界」で使っている珍しい弦楽器・オートハープという楽器の稀少さ、むずかしさからはじまって、フォ−ク のパイオニアとして、どんなに苦労して海外の音源を手に入れ 曲づくりをしたかをたっぷり話してもらった。そうなんです、西岡さんたちが いたお陰で 日本のフォークは大きく花開きブームをつくることができたんだんあと痛感した次第。

西岡たかしさん が生ゲストで来てくれた

6月には40周年記念コンサートアルバムも発売。まだまだ創作意欲も旺盛な西岡御大。仙人のような風貌からは想像もつかない バイタリティを身近に感じ取ることができた。

9月10日(水) 大垣・樽見鉄道 初秋の旅

岐阜県で2番目に大きい都市・大垣を訪ねてみた。米原からJR東海の列車で40分、人口16万の大垣は今年 市制施行90周年を迎えるらしい。 ここは松尾芭蕉の「奥の細道」の結びの地でもあり、豊富で良質な地下水が街のあちこちで自噴する水の都でもある。駅前にある老舗金蝶製菓総本家では、この水を生かした水まんじゅうが名物。これを2個 口にして、さあ いよいよ鉄道の旅に出発。

老舗金蝶製菓総本家 名物「水まんじゅう」

JR大垣駅の6番ホームを間借りして出発しているのが、今回お目あての樽見鉄道。大垣〜樽見間 34,5kmを約1時間で結んでいる。第3セクター鉄道なのだが、かつてはセメント工場の製品輸送が主だったため  西濃鉄道(貨物専用鉄道)と住友大阪セメントが地元自治体より多くの出資をしている。

お目あての樽見鉄道

10:37 大垣発の列車に乗り込む。1両のレールバスで運行しており、客はまばら。運転席横の最前部(鉄ちゃんの特等席)で立つことに。途中 「モレラ岐阜」という商業施設のある駅で 半分以上の客が降りる。中間地点にあたる本巣駅は この鉄道の本社所在地で、列車の行き違いのため5分停車。ここから かつては住友大阪セメント岐阜工場まで引きこみ線があったようだが、 いまはのどかな景色がひろがる。

運転席横の最前部に立つ 列車の行き違いのため5分停車

11:06 本巣を過ぎると、俄然 車窓からの眺めがよくなる。線路に緑の雑草が覆いかぶさる光景に、ローカル線の夏の名残を発見。 このあと根尾渓谷や山間を単線 で走り抜けるのは実に爽快。
ついに終点まで1時間 立ちっぱなしで最前部の運転手横をキープしてしまったが飽きることも疲れることもなかった。また ワンマン運転しながら車内放送までやってしまう運転士さんが、鉄ちゃんには無性にうらやましくもあった。

ローカル線の夏の名残を発見 山間を単線で走り抜けるのは実に爽快

ちなみにこの鉄道には19の駅があるが、難読なものも多い。 木知原、神海、鍋原、日当、水鳥と書いてそれぞれ なんと読むでしょう?正解は こちばら・こうみ・なべら・ひなた・みどり・・・なんです。
ああ、それから前回(9/5)の おけいはんクイズの正解は「丹波橋」でした。ちなみに この鉄道 日中は1時間半に1本の割合での運行なので、 よくダイヤを調べてからご乗車を。 ちなみに 3月で廃業したあの兵庫県の三木鉄道の車両を競売で落札したのが樽見鉄道なので、来年の桜の頃には旧三木鉄道のレールバスにここでお目にかかれるかもしれない。

11:42 終点:樽見到着。ここは春にあの有名な薄墨桜で大勢の観光客が訪れるところ。樹齢1500年以上のエドヒガンザクラの古木は樹高16m,幹周り9mで日本3大桜のひとつでもある。満開の時には白い花びらが、散り際に淡い墨色に変わることから この名前がついたらしい。 ぜひ今度は4月に訪れてみよう。 というわけで、桜の季節以外は 実にのんびりとした のどかな駅なのである。
今回はここから無料シャトルバスで10分のところにあるうすずみ温泉・四季彩館へ。 館内は撮影禁止なのでお見せできないのが残念だが、豊かな山間の自然をながめながらの露天風呂はもう最高!
日中は30度を越え 日差しは厳しいが、山から吹き抜ける風は しっかり秋を告げていたのだ。

終点 樽見到着 ここは薄墨桜で有名
うすずみ温泉・四季彩館 山から吹き抜ける風は秋を告げていた

9月5日(金) 京阪 新特急に遭遇

KBS京都でテレビの生放送を終えたあと、次の仕事に向かうため京阪・出町柳駅へ。

そこに停まっていた特急は なんと新塗装の8000系ではあ〜りませんか。
10/19の中之島線開通を前に、京阪では新車両の製造やカラーリング変更が行われ、すでに順次 運行されているのです。 僕の乗った新8000系は従来の特急カラーと色を上下反転させて、上が赤(カーマイン・オレンジ)で下が黄(マンダリン オレンジ) という配色に。こりゃ新鮮です。京阪特急誕生から半世紀余りでの大改革であります。

京阪特急誕生から半世紀余りでの大改革であります

早速 中に乗り込んでみましょう。シートは黒が貴重で、ヘッドレストが赤という落ち着いた配色。まるでJR九州(水戸岡鋭治デザイン)の車両のようです。
人気の二階建て車両のボディ中央には「エレガント・サルーン 8000シリーズダブルデッカー」の文字がオリエント急行風に記されていました。
昼間ですいていたので、ダブルデッカー(2階建て車両)の1階と2階を乗り比べてみることにしました。 まず2階部分は 通常車両のパンタグラフの付け根あたりの位置になるので高い位置からの景色がたっぷり楽しめます。一方  1階部分はレールすれすれの低い位置を走るので、スピード感を存分に味わうことができるんです。どちらに座るかは、そりゃ好みですねえ。 シートの背もたれ部分もより快適に高材質になってたし、特急料金不要の電車としては日本一の車両じゃないですか。

「エレガント・サルーン 8000シリーズダブルデッカー 特急料金不要の電車としては日本一の車両じゃないですか

そのほか 一般電車では若草色に白というコンビネーションの7200系も走っています。また中之島線開通時に登場の紺と白のコンビの新3000系(中之島〜出町柳の快速急行に運用)は、座席横配列2−1席とという ゆったり設計でかなりゴージャスな内装になっているとか。これも乗るのん楽しみや!
でも この快速急行 中之島〜出町柳間 65分て、ちょっと時間かかりすぎちゃいますかねえ。

さて 問題。この写真は降りた駅で通過していく特急を撮影したものですが、どこの駅でしょう?わかるひとがホンマモンの「おけいはん」でっせ。 正解は次回 更新時に発表!

どこの駅でしょう?

 

2008年8月>>

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