12月22日(月) 日本初の女子プロ野球選手とご対面
テレビの取材で、来春から関西独立リーグの神戸9クルーズでドラフト7位の指名を受けた 吉田えり投手に会って新春特番のインタビューをとってきました。 場所は横浜のとあるホテルの一室。彼女は現役の高校2年のため、学校や自宅に近い この場所が選ばれました。 ジャージ姿でやってきたえりちゃんは、身長155cmと小柄で一見普通の高校生。素朴で明るい女の子でした。 現在は高校野球部ではなく、地元の女子クラブチーム「アサヒトラスト」に所属しています。 入団発表から約1ケ月が経過しましたが、町を歩いていて声をかけられることはまだほとんだないそうです。 (声をかけた何人かは名前を知らず 「ナックラー」とか「ナックルちゃん」と呼んだそうです) 米大リーグのピッチャーのVTRを見て独学で覚えた球速80キロのナックルを武器に、男たちに戦いを挑むえりちゃん。 ボールの握り方を教えてもらおうとしたら、「それは秘密ですよ」と笑って断られてしまいました。僕はカメラの見えないとこでちょっと見せてもらいましたが、大変むずかしい握り方です。 それをアンダースローで投げるんですから、たしかにどうボールが変化するか 投げる本人にも検討つかないと思います。 所属する神戸ナインクルーズの親会社はミネラルウォーターの製造販売をやっており、社長は女性なんです。 つまりプロ野球初の女性オーナーでもあります。監督は85年のタイガース優勝の立役者のひとりの中田良弘氏で、本拠地は神戸スカイマークスタジアム。春からはえりちゃんも神戸に住み、通信制高校に通いながら球団関係者の自宅にに下宿するそうです。 番組では友達に考えてもらったというサインをボールに。そして色紙には2009年の目標をしたためてもらいました。 ちなみに初年度の月給は20万円なり。野球以外では音楽を聴いて気分転換するのが好きだとか。 神戸のおいしいもん 一杯食べて、好きなCDたっぷ聞いて 盛大がんばって! 沈滞ムードの関西をぜひ活気づけてほしいものです。 <年の終わりに> 本年は僕自身も7月に腹部大動脈瘤で入院するなど大変でしたが、 奇跡的な発見と万全な治療により おかげさまで現在はすっかり回復いたしました。 その節は大変 ご心配をかけました。秋以降 日本は未曾有の経済不況に見舞われていますが、なんとか来年はいい年にしたいですよね。 この1年間 HPや近況報告をのぞいていただき ありがとうございました。では どうぞ よいお年を。
12月17日(水) 嵐山花灯路へ!
21日まで開催中の「嵐山花灯路」へへKBSラジオの取材で行ってきました。きょうは寒さもやわらぎ、 日が落ちてもマフラーも手袋いらない歩きやすい夜です。 まずは渡月橋からスタートしましょう。 いやあ いきなりきれいですなあ。橋と川へのライトアップはもちろんですが、 背景にある山にも青い光が投じられているんです。 これが なかなかのもんです。そしてこの渡月橋のライトアップは、桂川の流れを使ったミニ水力発電で行われているんですって。 考えてますねえ。 この嵐山花灯路は、今年で6回目を迎えます。 嵯峨野周辺 約5kmのエリアが露地行灯2600基でほんのりと照らされ、あわせて周辺の社寺もライトアップされるものです。 野宮神社から大河内山荘にかけての竹林の小径は、左右の竹林が青や白でライトアップされ幻想的な情景が展開されます。 足元の露地行灯は北山杉・竹・清水焼など5種類があり、幽玄の世界をかもしだします。 また 随所に華道各流派の大型いけばなが展示されており、会場に文字通り華をそえています。 時間のある方は大河内山荘でゆっくりしてきてください。ここは昭和の俳優:大河内伝次郎(丹下左善で有名)が30年かけてこつこつと造り上げた別荘で、 百人一首でおなじみの小倉山の山麓に位置する借景庭園が圧巻。1000円(抹茶・菓子つき)で入場できます。(残念ながら 当方は時間なく中にははいりませんでした)。 さらに歩きたい方は、二尊院・大覚寺までシャトルバスも出ています。 この花灯路は紅葉のあと少なくなる観光客に足を運んでもらおうと企画されたものですが、よう考えてあります。 桜の前の3月には「東山花灯路」をやるし、いやあ京都ってシーズンオフがない町なんですよねえ。
12月14日(日) 処女出版に向けてラストスパート
来春出版予定で鉄道本を出すことになってます。原稿はもう9割方完成し、いまはラストスパートをかけているところです。 今日も自宅でひたすらパソコンで執筆作業。鉄道ブームの中、僕の関西の鉄道に対する熱い思いや、鉄道の面白知識などを織り交ぜて書いています。 タイトルは「鉄漫」。出版不況の折り、どれだけ売れるかわかりませんが どうか来春をお楽しみに。 では ここで自宅の地下室にある僕の書斎をご案内しましょう。地下ですから夏涼しく冬あたたかいのが嬉しいです。また明り取りの小窓があるので 昼は 太陽も差し込みます。そしてこの部屋にあるマイ鉄道コレクションを少しご紹介しましょう。、まず佐世保行きのサイドボード(略してサボ)。そしてJR新快速 の運転手用時刻表、その横の可愛いのは阪急電車の行先表示板マグネットです。カレンダーは全国SLもので、今月は磐越西線を走るC58の雄姿です。 そして 少し見にくいですが 線がいっぱいはいってるのが阪神電車の業務用ダイヤグラムなんです。 さらに部屋の壁には 前に「京都ちゃちゃちゃっ」にゲスト出演してくれた絵描きのやすさんがプレゼントしてくれた色紙が飾られています。なかなか いい言葉でしょう。いまは僕の座右の銘にさせてもらってます。さあ もうひとがんばり。オモロイ原稿書きますわ。
12月3日(水) やっと行けた!鉄道博物館(さいたま)
昨夜のSHOPチャンネルの疲れも感じず、東京のホテルでスキっとお目覚め。それもそのはず 本日は貴重なオフで、 前からずっーと行きたかった鉄道博物館にこれから向かうのです。 もう朝からワクワク。天気も快晴であったかい小春日和。まずホテルのある茅場町から東京メトロ日比谷線で上野へ。 JR上野には昔の古いたたずまいはなく、すっかり様変わりして近代的な駅に変身していました。 上野から高崎線の普通に約25分乗って大宮へ。 ここで埼玉新都市交通というポートライナーのような電車で1駅だけ乗れば「鉄道博物館前」に到着。 駅を出て博物館の入り口までは1〜2分の距離なんですが、この間の歩道には ごらんのように時刻表の数字?刻印されてるんです。ムード盛り上がりますねえ。 この鉄道博物館はJR東日本創立20周年記念で昨年の10月にオープン。 現在の鉄道ブームと相まって1年余りで予想をはるかに超える入場客で賑っています。 では僕も、入場料金1000円を支払って早速中へ。いやあ こりゃ広いわ! まずはメインのヒストリーコーナーへ。 ここでは鉄道の歴史を8つの時代にわけ実際の車両が展示されてるんですが、これが圧巻です。 なつかしかったのは茶色のクモハ40、これは昭和11年に製造された国鉄初の20m車両でちゃんと車内にもはいれるんです。 珍しかったのは、北海道初の鉄道だった幌内鉄道を走っていた開拓使号。 明治33年のアメリカ製で政府高官などが乗っていたようです。 こちらは天皇が乗られる赤い御料車。さすがにこれはガラス越しにしかみることができず、車内にもはいれません。 菊の御紋が印象的です。 そのほか ブルートレインやSL、貨物、新幹線、昭和40年代特急などの実物展示は、鉄ちゃんが何時間いても飽きません。 次に人気のコーナーは、「鉄道シュミレーター」。ここでは山手線・京浜東北線・東海道線などの電車を、実際の運転台に座って大スクリーンに映る映像を見ながら運転体験ができるんです。 ブレーキをかければ少し前のめりに、カーブは体も重心移動するし、ポイントでは「ガタン」という振動まで感じられる超すぐれもの。 こんなん自宅に一台欲しいなあ。 ほかにも新幹線やSLの運転体験も可能。これらは予約さえすれば、無料で楽しめるんですよ。(今回は予約いっぱいで体験できず残念!) そして模型コーナーも充実。横25mのHOゲージは総延長1400m、保有車両600台と日本最大級で観覧席にすわって楽しみます。 他にも子供用のミニ列車運行(本格的なので大人もしっかり愉しんでいる)、車両機器の展示、鉄道部品の展示コーナーなどもりだくさん。 僕が嬉しかったのは列車食堂の再現レストラン。日本食堂の当時の人気メニューだった「ビーフシチュー」や「カレー」などが復活してるんです。 座席の窓ガラス越しには、間近にJR在来線の行きかう姿も見られ臨場感たっぷり。いやあ こりゃいくら時間があっても足りませんわ。
12月2日(火) あのショップチャンネルに深夜出演。
みなさんんも一度は見たことがあるはずの「SHOPチャンネル」(24時間生放送でショッピングを放送してる専門チャンネル)に 出演してきました。 しかも 番組キャストではなく、メーカー側の商品紹介者としてです。これは初めての体験です。 今回は出品メーカーの大阪の「ポーム」の社長と懇意にしていることと、 その会社にも少し関わっているため頼まれてしまいました。出演時間は深夜2時。 いつもなら ぐっすり眠っている時間です。この深い時間帯が結構ショップ番組ではゴールデンタイムなんだそうです。 午前1時すぎに東京・茅場町のスタジオにはいります。 60分も出演するのに台本はいっさいありません。 20分ほど女性キャストと挨拶を兼ねて簡単な打ち合わせをして即本番です。60分で5アイテムを紹介していきます。 今回は通天閣の名物で幸せを呼ぶ神さまビリケンさんをあしらった財布やトートバッグを販売するのです。 はたして売れるんだろうかという不安を抱えながら 本番へ突入。ところがそんな心配はすぐ吹っ飛びました。 午前2時に放送が始まるやいなや電話は鳴り放しで、売り切れ続出。いやあ ありがたいことです。 全国ネットの番組で 通天閣やビリケンさんもたっぷりアピールすることができました。 では商品の一部をご紹介しましょう。ただこれらはビリケンさん誕生100周年を記念して、 この番組のために企画したものなので店頭などでは販売していません。あしからず。 風水で金運を産むといわれるシャンパンゴールドの長財布は牛皮で、収納力も抜群。 宝くじケースや取り外し可能なカードケースもついてて使いやすさ抜群なんです。 またこのトートバッグは可愛いでしょ。 足の裏を触ると幸福が来るといわれているので、ちゃんとさわりやすいようにデザインしてあります。 午前3時 放送終了。メーカーさんや担当の商社さんとホテルへ戻ります。時間も遅いので打ち上げはなし。 部屋に戻ると出演を知らせてなかったのに、携帯には「見てたよ。深夜にご苦労さん」という知人・友人からのメールも続々と。 それにしても こんな深夜にあれだけたくさんの人が起きていて テレビ見てるんですねえ。 僕も20代の頃は「11pm」をやっていたので深夜は慣れてたんですが、50歳を過ぎるとやっぱきついっすわ!
2008年11月>>