6月28日(日) 八代亜紀コンサート in 庄原
さあ きょうのコンサートは昼・夜の2回公演です。外は30度を越える真夏日なのに、たくさんのお客様にご来場いただきました。 感謝です。今回のコンサートの会場となる 庄原市民会館(広島)は昭和52年築という味わいある 歴史を刻んだホールでした(この頃のものは座席が狭いですねえ)。 ちょうど八代さんがヒット曲を連発しはじめた頃にできたんホールなんですねえ。 本番1分前に幕の中で 出演者3人で記念撮影。左は期待の若手ボーカリスト・工藤慎太郎くんです。 ステージが始まると「雨の慕情」「舟歌」「愛の終着駅」「おんな港町」などのヒット曲にお客様は大喜び。 工藤くんの新鮮なボーカルも大好評、私も司会者としてがんばりましたよ。 本番終わって20:45 タクシーに乗車。ここから岡山駅まではちょうど2時間という長い距離。中国道・岡山道と高速をひたすら走りました。 22:40着。最終の新大阪行きに ギリギリ飛び乗れました。ああ よかった。お疲れさんでした。
6月27日(土) 広島・庄原市で出逢った地元の珍味たち
明日の「八代亜紀ふれあいコンサート」司会のため、会場となる広島県庄原市へと夕方向かいます。 行きは大阪からスタッフの車に便乗させてもらうことに。中国道は渋滞もなく ちょうど3時間で現地到着です。 中国池田〜庄原は通常6000円ですが、土日ETC割引で1550円なり。安いがな。値打ちあるがな。 庄原市は広島県の北東部に位置し、合併によって西日本一の面積を誇る広い市になりました。人口4万人。 作家・倉田百三の出生の地であり、紅葉で有名な帝釈峡も有しています。鉄ちゃんとしては車で来ても、 やはり鉄道の駅は見ておかなくてはと足を向けてきました。庄原市の玄関口は新見〜三次を結ぶ芸備線の備後庄原駅です。 外観は山間とは思えない明るいデザインですが、ホーム内はやはりひなびた雰囲気が漂っています。 日中 上り下りとも2〜3時間に1本くらいの運行でしょうか。 あすのコンサートもこの列車に乗ってくる人は ほとんどいないやろな。いまは みんな車で来るもんねえ。 ホテルで荷物を降ろして晩飯へ。あすのコンサートの主催者の方々が、地元のおいしいお店に案内してくれました。 酒蔵を改造したおしゃれな食事処で まずでてきたのがコレ!庄原名物のワニのさしみ・・・というてもワニは方言で、実は「サメ」のことなんです。 昔からこの地方では「ワニザメ」という種類のサメを食していたことから こう呼ばれているようです。独特のムチムチ感をしょうが醤油でいただきます。次はそのワニ(サメ)のカツ。 さらにイノシシの鉄板焼き、そして締めの空揚げは、なんとなまずなんだそうです。臭みも全くなく おいしく完食させていただきました。いやあ郷土料理の数々に、酒 量は増える一方。舞台監督も照明さんも音響さんも、みんなよう飲むわ。さあ あしたはみんなエエ仕事しよね。
6月24日(水) 「急行きたぐに」で新潟へ
本日24日は昼から新潟市で講演会です。通常なら飛行機で伊丹〜新潟を日帰り往復するとこですが、そこは鉄ちゃんです。 せめて行きだけでも鉄道をというわけで、前夜から寝台列車で新潟に向かうことにしました。 23日(火)KBSの生放送を21時に終えて、スタッフとゆっくりおそめの晩ゴハンを済ませ京都駅へ。 日付変わって24日(水)の 0:02 京都駅から「急行きたぐに」に乗車です。この列車は583系で運行される全国唯一の定期列車なんです。 白に紺とゴールドのはいった車体は、もう製造から40年は経っている年期のはいったベテラン車両です。 10両編成で運行させれていますが、A寝台(2段式)、B寝台(3段式)、普通車自由席、グリーン車もあるというバラエティ豊かな、 イマドキJRでは珍しい「急行」なんです。 この寝台車両は少し変わっていました。通常は片側が通路で、もう片側に寝台が並んでるというものが多いんです。 ところがこちらは真ん中に狭い通路があり、両サイドに寝台が配置されています。 下段はまだましですが、上段は天井も低くカプセルホテルよりも狭いくらいで、窓も小さいものしかありません。 また中央に通路があるため、起きているときに身を置く場所がないんです。ほんまに寝るだけですわ。 今回、私はA寝台(2段)の下段をリザーブしました。 ベッドは進行方向に並行して配置されているので、揺れも少なく比較的眠りやすくなっています。 私は乗車後1時間ほどで眠りについたようです。 備え付けは スリッパ・浴衣・ハンガーの3点セット。歯磨きとタオルはご持参下さい。 この列車は北陸方面行きでは珍しく、琵琶湖線経由(通常の特急などは湖西線回り)で走り大津、彦根、米原、長浜とこまめに停車していきます。さすが急行や。 朝7時すぎにに目覚めると日本海が目に飛び込んできました。寝台は夜明けがいいですねえ。 寝ぼけまなこで浴衣をはだけてボッーとしていると、新津からは通勤・通学客がドドーッと隣の普通車両に乗り込んできました。 新津〜新潟間はどうやら普通車自由席は快速列車扱いになっているようです。いやあこれはJRの一挙両得作戦ですなあ。 新潟駅8:29着。お陰さまで下段はけっこうぐっすり眠れましたが、上段との差額4200円はちょっと高すぎるんとちゃいますか。 講演は午後からなので、駅前のサウナで汗を流したあと午前中は市内散策を。 市内を悠遊と流れる信濃川とそれに架かる万代橋。繁華街として賑う古町モールや万代シティ。 新しいNEXT21ビルからは市内の俯瞰写真も撮ってきました。 新潟市は現在 人口81万も有するビッグシティ。日本海側で唯一の政令指定都市にもなっています。 昼食は やはり地元B級グルメとして有名な「イタリアンやきそば」でしょう。 ソース焼きそばの上に、トマトソースがかかっています。(ミートソースやホワイトソースバージョンもあります)。 地元のチェーン店「みかづき」などで食べることができますが、和とイタリアンのドッキングは割と旨いんです。 近畿では滋賀・長浜の「茶しん」というお店でも食べることができます。 お腹も満たしたし、さあこれより講演会へ出陣!土産はやはり加島屋のさけ茶漬けにしようかな。
6月19日(木) あれから1年経ちました
昨年の手帖を読み返してみました。08年6月11日 京都の行きつけのマッサージ屋さんで、私の左腹下に鍼灸師さんがしこりを発見。 そして 約1週間後の 6月19日、大阪市内のかかりつけのMドクターを受診。エコーの結果「腹部大動脈瘤の疑いあり」で 早速 専門病院への入院を手配してもらう。 あれから 1年です。おかげさまで今は体調なんら心配なし。元気に毎日 仕事がんばってます。 自覚症状がまったくなかっただけに、改めて しこりを発見してくれた鍼灸師さんに感謝、感謝です。
6月16日(火) わが鉄道本、重版決定!
最近 書店に拙著「鉄漫・関西ぶらり列車旅」が見当たらないよとよくいわれます。実は売り切れのお店が多いようで、このたび急遽 重版の運びとなりました(ヤッター)。 出版から2ケ月での増刷は、関西ターゲットの本としては なかなかのペースだとか。これもひとえに書店で買っていただいた皆さんのお陰です。おおきにです。 7月上旬には第2刷が書店にお目見えの予定。それまではご不便をおかけしますが、しばしお待ちを。 またこの度 ラジオのリスナーさんからも いろいろ本文のまちがいの指摘をいただきました。 出来うる限り訂正して、新版は店に登場の手はずです。アドバイス ありがとうございました。やっぱり 頼りなるのは ラジオのリスナーさんですわ。
6月9日(火) 世界一周気分になれる不思議なテーマパーク
テレビの取材で姫路にある太陽公園に行ってきました。 山陽道・姫路西インターで降りて2kmほど走るとのどかな田園風景の中に、 突如 山の中腹に大きなお城が姿を現します。 これが この太陽公園の新しいシンボルのようです。もともと この公園は平成4年に 世界の石で造られた建造物・文化遺跡・石像などのレプリカをたくさん設置したテーマパークとしてオープンしたんだそうです。 では「お城エリア」は後にまわして、まずは メインの石のエリアから見て廻ることにしましょう。 ここの入場口はパリの凱旋門になっています。 入るとすぐに、おなじみ「イースター島のモアイ像」「メキシコの巨石人頭」「エジプトのピラミッド」 などがお出迎えです。結構 実物に近い大きさのものもあります。 また、こちらの建物内では中国の兵馬俑1000体とご対面です。 秦の始皇帝陵にあるものを再現したそうですが、その数 そして精巧さに驚きます。 中には 発掘現場を再現したシーンもあり、こわれた土像がリアルさを醸しだしています。 続いては万里の長城が始まります。全長2kmをしっかり歩くので、どうぞ歩きやすい靴でご来場下さい。 車椅子の貸し出しもあるそうです。 そして途中で、中国の象徴である天安門広場に遭遇します。 世界遺産の紫禁城の正門にあたる天安門、建材や瓦はすべて中国で製造し、独特の着色も中国の職人さんが携わっているそうです。 いやあ それにしても ここはすごいスケール。まさに姫路にいながらにしての世界一周や! さあ 次は今年4月にできたばかりのお城エリアを訪ねてみましょう。 ドイツの古城をイメージにした「白鳥城」は7階建てで、駐車場からモノレールで結ばれています。 中庭から石積みの堂々たる偉容を見ていると、まるでヨーロッパにいると錯覚しそう。 僕ならこのスペースを結婚式場やホテルとして売り出そうとするでしょうが、こちらにはそんな色気は毛頭ないようです。 館内はミニ美術館になっており、地元画家の作品や障害を持ったひとたちの作品が数多く展示されています。 この公園は社会福祉法人が運営しており、園内に老人ホームやデイケア・障害者授産施設なども併設されていて 障害者の働く場所にもなっています。 もうできて15年以上もなるのに 恥ずかしながら僕はこの公園の存在を知りませんでした。 カップルや家族連れはもちろんですが、意外と倦怠期のご夫婦にもよろしいかと。 きっと話し盛り上がりますよ・・・。週末にはETC1000円高速を利用して、遠方からも大勢の客がやってくるようです。 ちなみに公園の入場料金 大人1300円。年中無休で9〜17時まで。駐車場は無料です。
6月4日(木) KANSAIニュース 100回記念
枚方市くずはのスタジオで週1回収録している eo光 K−CATの「KANSAIニュース」が本日 記念すべき100回目を迎えました。 番組収録後、スタッフが用意してくれた記念のケーキが運びこまれます。大きな箱です。さっそく僕とアシスタントの藤原嬢でご開帳。 いやあ長方形の立派なケーキです。ロゴの文字の色や形もソックリ!よくできたケーキです。では これより 24等分していただきます! ちなみに この番組は枚方市・寝屋川市・交野市・八幡市・京田辺市の5市と 関西一円でeo光を契約しているご家庭で視聴可能となっています。 (放送時間は、このHPの現在の仕事・テレビ欄をご参照下さい) またスタッフは司会の私の56歳をはじめ、D 58歳、FD 63歳と60歳、カメラマン60歳、ミキサー57歳という きわめて若い ギネス級のメンバーでがんばってます。パソコンの動画でも「KANSAI 動画ニュース」と検索すれば視聴可能です。ぜひユニークな番組「KANSAIニュ−ス」をこれからも どうぞよろしく。
6月3日(水) ならまちB級グルメ紀行
来年の平城遷都1300年に向けて盛り上がっている奈良を きょうは訪れてみました。近鉄奈良に着いたら まずはさっそく腹ごしらえです。 めざすは 24時間テレビの募金会場としてもおなじみのもちいどの商店街の入り口にある 噂のうどん屋「麺闘庵」です。 ここで 今大人気を博しているのが「逆さきつね」。メニュー上では「巾着きつね」(700円)というのをいただくことに。 注文して待つことしばしで登場したのが こちらです。普通のきつねうどんは麺の上におあげが載っていますが、こちらはまさに逆。大きな巾着キツネがダシにつかってやってきました。迫力満点です。さっそくお箸で中を破ってみましょう。でてきましたねえ、おうどんが。 おあげは甘く煮ずに、本来の巧さを生かしています。ダシはカツオとコンブのいいお味。中のうどんは先にダシで一旦煮てあるので、しっかり味がついています。 奇をてらっただけじゃなく、このきつねうどん しっかりうまいです。 髪を後ろで結った雰囲気のあるご主人は、数年前 おでんのもち巾着から この逆さきつねを思いついたそうです。大きなオアゲはもちろん特注。 注文がはいってから 巾着にうどんを入れてネギでしばり、オアゲを油抜きして丼に入れ、上からツユをかけるという作業をするため 作り置きができず手間がかかるそうです。 そのほかでは カレーうどんや三国うどん(秋田稲庭・群馬水沢・長崎五島のセット)も人気だとか。火曜定休で11〜19時で営業、昼間はかな りの混雑覚悟でどうぞ。 腹いっぱいになったら 猿沢の池から「ならまち」界隈を散策。元興寺の境内跡に栄えたならまちは、今でも江戸から明治にあけての面影を残す町家が点在しています。こんなレトロな薬局でなつかしのうどんや風邪一夜薬があるかと思えば、おしゃれなカフェもあったりと昔と今が混在する楽しい一角です。 歩き疲れたので、一福茶屋でまさに一服。こちらは築100年の町家を改装したカフェ。吉野本葛を使ったスィーツが味わえます。僕が注文したの トロトロの葛プリンセット。そのほかにも「葛ロールケーキ」や注文を聞いてから造る「暖かいくずもち」も人気メニューのようです。 今回は東大寺にも、春日大社にも、奈良公園にも寄らず、ひたすら「ならまち」を歩いた半日でしたが、とてもホッコリとした気分になれた休日でした。
2009年5月>>