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ハーさんの週間日記 日記 〜Diary〜

7月28日(火) 地ビール日本一を訪ねて

暑い夏には冷た〜いビールが最高!というわけで、本日はK−CATのテレビ取材で箕面へ。 まずは暑気払いに、箕面の滝の写真で 涼をとってもらいましょうか。
この滝は元気のオーラももらえそうな豪壮な流れです。

暑気払いに、箕面の滝

さあ、本日めざすのは、この箕面に昨年度 ジャパン・ビアフェスティバルの地ビール部門 第1位に輝いたビール工場があるんです。
その名は「箕面ビール」。なんと工場長を務めるのは、大下香緒里さんという若い女性でした。 きっかけは酒販店を営んでいた彼女のお父さんが、1997年に突如「ビールを造ろう」と言い出したことに端を発します。当時、保育士を目指して短大に通っていた香緒里さんも手伝いはじめ、のちに国税庁の醸造研究所で学ぶことに。

「箕面ビール」 大下香緒里さん

では早速W−IPAという受賞作品をいただきましょう。通常の2,5倍のモルトとホップで仕込んだストロング・ビールで、色もかなり濃い感じ。
一口目はホップのしっかりとした苦味が口いっぱいにひろがります。ビール好きにはたまりません。そしてそのあと旨味・コクが追いかけてきて融和するんです。
さらに其の後は ちょっと足にくる・・・そんなビールなんですねえ。それもそのはず アルコール度数はなんと 9%です。いかにも男性的なビ−ルですが、意外と女性にも人気があるとか。いやあ一回飲んだらクセになる味です。でも飲みすぎると危険(?)です。

続いて工場内を見せてもらいました。小振りながら清潔で効率的にレイアウトされています。ここでまたまたびっくり。なんと一緒にビール製造に携わっているのは、二人の妹さんたちだったのです。次女(右側)はアメリカ留学から帰って製造を手伝うことに、三女(左側)は百貨店の販売からの転進で、配送を担当しています。
いまでは 力仕事にも慣れ、ここで濃縮麦汁を使わず 麦芽からしっかり造っているんです。
いやあ、みんな お父さんの「地ビールをつくりたい」の号令の下に集ってきたのですから、最高の親孝行娘たちかも・・・。

小振りながら清潔で効率的にレイアウト 最高の親孝行娘たちかも・・・

現在は定番として7種類を製造中。さっきの「WーIP」 をはじめ、ブドウ風味の「カベルネエール」(右から3つ目)、粉もんに合う「ビリケンビール」 (左から3つ目)もおすすめです。これらは箕面市牧落にある この工場(木曜定休)で販売・試飲もできます。また阪急・箕面駅前の「耀」というお店で料理とともにビールを堪能することもできますよ。

現在は定番として7種類を製造中 阪急・箕面駅前の「耀」

7月25日(土) 大津で鉄道トークショー

きょうは大津市の瀬田に昨年秋に誕生した大型商業施設フォレオ一里山の特設ステージで、 15時から「羽川英樹・鉄道ミニトークショー」 が行われました。 この日は 滋賀も午後から豪雨に見舞われ、お客様の入りが心配されましたが お陰さまで開演直前には席を増設するほどになり まずは一安心。

司会のアルコちゃんに紹介されて、アロハに駅員帽というJR白浜駅の駅員さんのようなスタイルでステージへ。 「鉄道ファンになったきっかけ」「新幹線0系、100系の想い出」「寝台急行体験記」「この夏に乗りたいおすすめのローカル列車」 などについて約30分お話しました。

羽川英樹・鉄道ミニトークショー アロハに駅員帽というJR白浜駅の駅員さんのようなスタイルでステージへ

後半は、FM滋賀(e−radio)の僕の番組でも大人気のイントロクイズで客席と大盛り上がり。締めには一曲、堺正章の「街のあかり」を歌わせてもらいました。会場のみなさんは迷惑やったかもしれませんが、とても気持ちよかったですワ。 そしてイベント終了後は、ステージ前で拙著「鉄漫・関西ぶらり列車旅」第二版発売記念サイン会を開催。沢山の方々にお買い上げいただき、ありがとうございました。
終了後控え室で アルコちゃんと記念撮影をば。

堺正章の「街のあかり」を歌わせてもらいました アルコちゃんと記念撮影

なお この「フォレオ一里山」には2階に新幹線展望テラスなるものがあり、眼下に猛スピードで走り抜ける新幹線の迫力を感じとれるデッキもあるんです。 また1階にある大垣書店は滋賀県内一の店舗面積を誇り、私の本も新刊・話題書コーナーにどどーんと詰まれています。ぜひ一度 お立ち寄り下さい。

7月23日(木) ぜひ一度行ってみたかった京都・上七軒のビア・ガーデンへ

番組でお世話になっているスポンサーさんの会社の暑気払いに私も同席させてもらいました。 場所は 前からぜひ一度行きたかった 上七軒のビアガーデンです。 上七軒といえば 京都五花街のひとつで、北野天満宮に隣接した場所にあります。 その昔、北野天満宮の一部が焼失し、その修復作業が行われました。そのときの残材を使って、参拝客の休憩所を7軒つくったことに名前は由来するようです。 後に そこが西陣の旦那衆の奥座敷に発展していくんですねえ。

こちらのビア・ガーデンは、北野おどりの会場ともなる歌舞練場の庭園を開放して夏にオープンします。 そして何よりの特徴は、毎日交代で5人の芸・舞妓さんが席についてくれることです。規律の厳しい花街において、ここだけは一見さん大歓迎。 緑のお庭の中で、気楽におねえさんたちと会話をしながら飲むことができるんです。

上七軒のビアガーデン 歌舞練場の庭園を開放して夏にオープン

この日のお料理は、近所の中華料理屋さんからの仕出しをいただきます。この何気ない焼き豚がむちゃ旨い。そのほかエビの天ぷら、シュウマイも冷た〜いビールによく合いますなあ。 夏の夕暮れのさわやかな風(この日は奇跡的にしのぎやすかった)を受けながら、 隣の美人おねえさんとおしゃべりを存分に楽しませてもらいました(右隣は招待してくれた社長さん)。 通常のビア・ガーデンよりは少し割高のようですが、夏の京都の風情は存分に味わうことができます(雨の場合は、テント屋根が自動で設営されるようです)。さあ このあと二次会は、近くのお茶屋バーへ。社長、ごちそうさんです!

近所の中華料理屋さんからの仕出しをいただきます夏の京都の風情は存分に味わうことができます

7月13日(月) 家具のまち府中(広島)で講演会

きょうは 府中商工会議所主催経営セミナーで講演です。新幹線を福山で降り、黄色いボディにブルーのラインがはいった福塩線に乗り換えます。
2両編成のディーゼルは昼前とあってがらすき、のんびり座って40分ほどで府中に到着です。東京にも中央線に「府中」という駅があるため、ここは全国でも珍しいJR同一駅名のひとつにあたります。府中市は人口約4万人、家具の街・機械工業の街として栄えてきました。あっ、それから「洋服の青山」の発祥の地でもあります。

2両編成のディーゼル 全国でも珍しいJR同一駅名のひとつ

僕は地方での講演会の時、できるだけ2〜3時間前に現地にはいってその町を歩いて肌で感じるようにしています。今日もガイドブックも持たず案内もなく、ただ思いつくままに歩いてみることにしました。駅前通りは ごらんのように閑散としており、なかなか歩いている人とも出会いません。ただここをさらに進んで行くと1軒のお好み焼き屋・平の家さんに遭遇しました。ここは府中市が力を入れているB級グルメ「府中焼きを広める会」の加盟店(全38店)のひとつのようです。12時を少し廻っていたので、早速店内へ。この府中焼きの特徴は、牛や豚のミンチの脂を使うことです。ゆえに外側はパリッと、中はそばと地元産のキャベツをたっぷり使って(モヤシは入りません)フワッと仕上がるところです。この店では最後に生卵をかけてトロッっとさせ、広島独特の甘めのソースでいただきます。関西人には肉の塊がないのが少しさびしいですが、キャベツの甘みとミンチの旨味が口いっぱいにひろがり、なかなかのもんです。ああ、このあと仕事がなかったらビール欲しいとこやねえ・・・。ちなみにお値段は1枚600円とわりとリーズナブルでした。

駅前通りは ごらんのように閑散 お好み焼き屋・平の家さん
地元産のキャベツをたっぷりキャベツの甘みとミンチの旨味が口いっぱい

そして、このお店の前には石州街道が通っています。かつて石見銀山の銀を福山から大阪方面へ運んだ歴史ある街道です。いまでも 建物にはなまこ壁・うだつなどが残り、昔の面影をしっかり感じさせてくれます。また建物の横を流れる小川にも郷愁を感じさせてくれる風情がしっかり残っています。
こちらの3階建ての木造建築は「心のふるさと・恋しき」です。明治5年創業の老舗旅館を再生したもので、今は館内が和食・そば・カフェ・ブライダルなどに使われています。また希望すればお部屋や庭園も見学できるようです。

石州街道 小川にも郷愁を感じさせてくれる風情
「心のふるさと・恋しき」

真夏の太陽を浴びながら汗びっしょりになっての府中散策でしたが、楽しかったなあ。

さあ これからは仕事です。講演セミナーの参加希望者は予定の倍にもなってるとか、がんばらなくては! きょうは「言葉ひとつでこう変わる・ビジネスコーチングのすすめ」と題して2時間お話してきます。

7月8日(水) 33年ぶり、倉敷の名旅館でなつかしの再会!

あすは早朝から岡山県矢掛町で仕事のため、今夜は先乗りで倉敷で宿泊することになりました。
僕は同志社大学を卒業して1年間だけ山陽放送(岡山)にアナウンサーとして在籍し、のちに読売テレビへと移ります。 その岡山時代の同期N君となんと33年ぶりに連絡がとれ、倉敷で夕食をともにすることになりました。 彼が食事場所として指定してきたのが、倉敷の美観地区にある吉井旅館というところだったのでビックリです。 というのも、ここは僕が倉敷に来るたびに前を通り、一度は泊ってみたいなあとずーっと思っていた憧れの老舗旅館だったからです。

今夜は先乗りで倉敷で宿泊 美観地区の白壁に蔵のある風景
同期N君と倉敷で夕食をともにすることに

ここは宿泊以外でも食事オンリーもOKだったんですねえ。江戸時代後期に民家として建てられた建物は、 旅館としても百余年の歴史を数えます。 白壁、格子戸の建物は街並みにしっかり溶け込み、夕暮れともなれば なんともいえない情緒をかもしだします。
食事の前に お部屋を見せてもらうことにしました。こちらの次の間のある龍馬も泊った部屋から、坪庭が楽しめる部屋など趣向をこらした全6室。 ちなみに宿泊料金は2名1室でおひとり2万5千円からということです。 京の旅館にも通じるような落ち着きと風情にプラス天領としての歴史が重みを加えます。

憧れの老舗旅館「吉井旅館」 次の間のある龍馬も泊った部屋
坪庭が楽しめる部屋など趣向をこらした全6室

そしてお食事処も少人数から大人数まで幅広く対応できそうです。
旬の懐石料理に舌鼓を打ち、締めの「うな重(特産の あおうなぎを使用)」まで しっかりおいしくいただきました。 ただ 懐かしい昔話から近況報告まで 話題は尽きず、料理の写真を撮るのは すっかり忘れて語らっていました。思い起こせば昭和51年、初々しい新社会人だったN君(もちろん僕もですが)も、いまや孫もいるとはびっくり。 33年の時を隔てての再会は まさに感無量のひとときでした。おいしい料理とお酒で大満足。 明日は長丁場の仕事だが がんばるぞ!

旬の懐石料理に舌鼓を打つ 33年の時を隔てての再会は感無量のひとときでした

7月5日(日) 魔法のなべ?のご紹介

きょうは朝から大阪市内のキッチンスタジオで アサヒ軽金属のショッピング番組の収録でした。
今回の目玉商品は二つです。まずは新商品のゼロ活力ナベ。大きく切った材料と水をナベに入れ火にかける。シュシュとナベ上の赤いオモリが振れたら火を止める。あとは余熱で調理。つまり調理時間はゼロという画期的な圧力鍋で、忙しい主婦にはもってこいです。カレーをつくりましょう。材料はざっくり大きめに切っても、中までしっかり火が通ります。本番でしっかり食べてしまったため、写真はできあがりがなく材料だけですみません。そのほか豚の角煮、筑前煮、煮豆、煮魚(骨までしっかり食べられる)も とってもすばやく、おいしくできあがりました。

新商品のゼロ活力ナベ カレーをつくりましょう

次はロングセラー商品のオールパン水なし、油なしであっという間にいろんな料理ができるという万能フライパンなんです。ゆで卵はこれだけいれても、水はカップ1/2でOK。白身プリプリ、黄身は色鮮やかなゆで卵ができあがります。塩をかけなくても本当に旨いんです。そのほか温野菜もごく少量の水だけ。これで鮮やかな色とともに野菜自身の旨さ、甘さが存分に引き出されるのです。アスパラはジューシーでほんまにうまかったです。そのほかでは「パン」はあっという間にホカホカなものができるし、「ハンバーグ」は油なしでヘルシーでおいしいものが完成しました。まさにこれは体にやさしいフライパンなんですねえ。

ゆで卵はこれだけいれても、水はカップ1/2でOK 温野菜もごく少量の水だけ
「パン」はあっという間にホカホカ

そして番組で私のパートナーを務めてくれたのは鶴羽佳子さん。札幌在住のフリーアナウンサーで、紹介した商品の愛用者でもあります。この日は収録のため北海道からわざわざやってきてくれました。結局30分番組なのに9時間かかりましたが(料理番組は準備が大変なため)、終始なごやかなムードの中で収録は終わりました。ただ暑い暑い。特設スタジオなので、収録中はエアコンOFF(モーター音がはいってしまうので)、それに照明ライトのシャワー。シャツはもう汗びっしょりでフラフラ状態。でも顔はさわやかに笑ってるでしょ(役者やのう・・・)。なお、この番組はTBS系の系列局を中心に全国で順次放送されていく予定です。

私のパートナーを務めてくれたのは鶴羽佳子さん シャツはもう汗びっしょりでフラフラ状態

 

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