9月30日(日) 台風襲来の中の講演会
きょうは 兵庫県稲美町のふれあい交流館にて講演会です。 ただ台風17号接近のため、 午前から兵庫播磨南東部にも大雨波浪警報が。 しかし 講演会は開催とのことで、新幹線と在来線を乗り継いで現地へ向かいます。 兵庫県加古郡稲美町は人口約3万。 JR神戸線:土山駅が最寄り駅になります。 地元企業では キング醸造(日の出みりん)、神戸物産(業務スーパー)、井沢本家(清酒:倭小槌)などがあり、 小学校の地産地消給食も有名です。 風雨が激しくなってきたのでお客様も少ないやろと覚悟していたら、 意外や 大勢の御来場者の姿が。ありがたいことです。感謝です。 いつも以上に がんばって喋らせてもらいましたよ。 どうか 気をつけて御帰りください。 おかげさまで 週末連日の講演会 無事終了です。
9月29日(土) 大津北部盛年大学で講演
きょうは大津市堅田の 北部地域文化センターでの講演です。 大津北部とは JR湖西線の唐崎〜北小松駅あたりのエリアをさすようです。 講演会の前に、 近江八景のひとつ浮御堂へマネージャーと。 その横にある 魚富商店は湖魚や川魚を扱う有名なお店。 この日は本もろこが、 大鍋でこんなにおいしそうに煮てありました。 14時から講演開始。 でも老人でも、熟年でも、シニアでもなく盛年大学って言葉いいですね。 とても気にいりました。 枕で 滋賀の特徴や強み・弱みを紹介し、 そのあと「言葉ひとつでこう変わる」をテーマにしゃべっていきます。 そしてラストには、 「この街で」(元歌:フォーセインツ)を歌わせてもらいました。 ふるさとをテーマにした この曲の歌詞がとてもすてきなんです。 いつもリハーサルなしのぶっつけ本番ですが、 音響さんがうまく調整してくれます。 御来場のみなさん ありがとうございました。 僕の講演が、あすからの日常会話の何かの参考になれば幸いです。
9月26日(水) 彦根でテレビ・ロケ
きょうは終日、彦根で地元ケーブルテレビ(ZTV)のロケ。 秋晴れの気持ちのいい一日でした。 <近江鉄道・鳥居本> まずは 彦根から一駅 米原寄りの近江鉄道・鳥居本駅へ。 腰折れ屋根の山小屋風建築は、 開業当初(昭和6年)の姿をしっかり残しており、 登録文化財にもなっています。 この駅の待合室や執務室を使って 2007年3月にはピアノ連続演奏184時間という ギネス記録が誕生しています。 8日間にわたってオールナイトで、 演奏者920人、演奏曲1912曲で記録樹立です。 そのイベントの企画をしたのが、 地元のピアノ講師・寺村邦子さん。 以降、「最大規模のかくれんぼ188人」「楽器181種類での大合奏」など ギネスを8つも持つ スーパーレディなんです。 <宿場町・鳥居本> 鳥居本は、中山道63番目の宿場町。 ここで最も古いのが有本製薬で1658年の創業。 この建物は当時のままだそうです。 いまも発売する赤玉神教丸は皇室や大名にも御用達のお薬。 健胃・飲みすぎなどに効能があり、私も宴会前などに服用しています。 そうすると悪酔いしないんですよ。 また ここは合羽の名産地でもありました。 柿渋を使った ここの赤い合羽は保温性と防水・防湿に富み、 雨の多い木曽路に向かう旅人には大人気だったそうです。 その後、ビニールやナイロンの雨具に主役を譲るまで、 生産は続いたようです。 <ガラス工芸作家:竹川久仁子さん> 彦根市役所のすぐそばにある竹川久仁子さんのアトリエを訪ねました。 ここではバーナーワークという手法で 多くの作品が生まれていきます。 吹きガラスほどの大掛かりな設備がいらず、 この小さなバーナーでガラスを溶かし、 机上の道具を使って繊細な美を表していきます。 この作品は「WATER」。 水道の蛇口から飛び散る水滴を見事に表現。 そのほか 「魚が飛び出してるグラス」「天に欠ける馬」「なまず」なども、 いい感じ。 竹川さんは 15年ほど前、 何気なく通った長浜・黒壁の吹きガラス教室で バーナーワークに出会い魅せられたとか。 いまは このアトリエで作品を作りながら、教室も開いています。 僕のラジオを聞きながら、作品制作をしてたといわれ、ヒデキ感激です。 <彦根城前:さわ泉> 彦根城お堀端にある和菓子:さわ泉。 夏は 絶品の密が旨い かき氷がおすすめですが、 これからは 店先で焼いている このお団子でしょう。 みたらし・きなこ・桜団子抹茶餡の3種。 どれも とびっきり柔らかく団子そのものが旨い。 左党には、醤油団子もおすすめです。 特等席に座って お濠と天守閣を眺めながら、 ご主人にインタビュー。ふたりとも来年 還暦なんです。 <放送> これらの模様は 10月に ZTVの「羽川英樹のぷらっと近江ひとり旅」で 順次 放送していきます。お楽しみに。
9月22日(土) 食の秋・芸術の秋 in KYOTO
8月末に烏丸丸太町・北西にオープンした つゆしゃぶ CHIRIRIで早めの夕食をとります。 近江八幡に「ひょうたんや」という屋号で本店のある このお店。 旧商家を改造した京都店も趣きがあります。 店にはいると 画家・木村輝樹氏の壁画が目にとびこんできます。 関西空港や京都市動物園の壁画も手掛けた木村氏。 ダイナミックで自由奔放な画風は 僕も大好きです。 中庭を眺めながら、名物の「つゆしゃぶ ちりり」をいただきます。 料理名ちりりは、薄切りの豚肉をお湯に通すとちりちりっと 花のように丸く縮まるところから 命名されたとか。 つゆは ポン酢やゴマダレでなく、 濃い目の特製和風ツユでいただきますが、 これがとびっきり旨いんです。 利尻昆布・鰹節・茶樹茸(アミノ酸が豊富な中国の茸)・醤油・味醂などを使い、 手間暇かけた5段仕込みで仕上げます。 これに薬味の白ネギと 五個荘(滋賀)産の柚子とうがらしを加えていただきます。 この料理、もともとは近江八幡本店で裏メニューとして出していたものですが、 あまりに評判がいいので 10年ほど前から 主力メニューとなったそうです。 最後は蕎麦を投入して仕上げます。ごちそうさまでした。 場所がKBSにもほど近いので、また時々使わせてもらいますね。 お腹がいっぱいになったあとは、知人から招待を受けた、 京都府立府民ホール・アルティでの クラシック・コンサートへ向かいます。 この日は渡辺玲子&布谷史人 ヴァイオリン+マリンバ コンサートが開催されます。 それぞれのソロ演奏に加え、珍しいヴァイオリンとマリンバの共演も。 ニューシネマパラダイスの主題歌や、ピアソラのタンゴなどは涙チョチョギレです。 二人の超絶技巧に酔いしれながら、 久しぶりのクラシックコンサートを楽しみました。 ちなみに マリンバって いいものは100〜200万円もするんですねえ。 でも、こんな大きなもの どうやって運ぶんだろう? 秋の宵、お腹も 心も満ち足りた ひとときでした。
9月19日(水) 梅田のレトロ喫茶探訪
大阪駅前第一ビルのB1にある喫茶マヅラに行ってきました。 ここはいつも前を通り興味津々だったのですが、入店は今回はじめて。 1970年 この駅前第一ビル完成とともにオープンですから、 創業42年の歴史ある喫茶店です。 店の前では ジョニー・ウォカーさんがお出迎え。 店内は100坪という 通常店舗4軒分くらいの広さ。 ここは まさに往年の大型キャバレーという雰囲気です。 壁や柱のいたるところが鏡張りで光が乱反射。 つりさげ電球も無数あり、なつかしいゴージャスが蘇ります。 おひとりさまは、この2人用テーブルに案内されます。 おっと この椅子、「新婚さんいらっしゃい」の文枝師匠が ひっくりかえるものに そっくり。レトロ感ありますねえ。 そして このお店の特別ルールをご紹介。 ひとり客が 4人用に座りたい場合は、 申告してチャージ500円を払えば、移動して広々と使うことができます。 ケチくさいようですが、結構混んでる店なので、 お客様の適正配置上のアイデアなんでしょう。 メニューはどれも安い。表看板にもあるようにコーヒー250円。 お酒類もありますが水割り 350円。 この値段は ここ16年変えてないようです。 ちなみに珈琲の味は普通でした。 テーブル上のメニューには、 「駅前の高家賃の場所で、 お客様に安くいい品物を提供しようと努力しています。 店内で仮眠・記帳・計算・事務などは御遠慮願います」 と断り書きが。 記帳・計算は時代を感じますねえ。 いちおうパソコンも禁止のようです。 店名は 台湾出身の社長が、 若いころ 美しい女性と旅先で出会った インドネシアのマヅゥラ島から 取ってるそうです。 現在 91歳ながら、 いまも蝶ネクタイ姿で元気でお店に立ち続けるとか。 この日は 残念ながら訪ねた時間には姿が見えませんでした。 店内は見渡す限りサラーマンばかり。 万博ブームの頃のノスタルジアを感じながら、 250円の珈琲でひとときの休息をとっているようです。 欠点は店内オール喫煙可ということ(これも昔の名残か)。 禁煙席の設定がないのが少し辛いわ。
9月13日(木) 滋賀医大付属病院で職員研修
17:30から 国立大学法人滋賀医大付属病院の医師・看護師・ 技師・事務など全職員対象の研修会で講師を務めさせていただきました。 タイトルは「患者から見た これからの医療サービス」。 自称 患者のプロである羽川が、あくまでも患者の目線で日ごろ 気になる医療応対やサービスについて語ります。 これまでの経験談や、いろんな病院の取材エピソード。 そして 別の日に2回にわけて この病院に潜入調査した結果 も忌憚なく語らせていただきました。 ここの研修会場は かなり急勾配なひな壇座席。 そのため、顔をしっかり上げてしゃべらなくてはならず、 首はいささか疲れました。 しかしながら当初 出席は200人のはずだったのに、 280名も参加していただき嬉しい限りです。 最前列に着席された柏木院長をはじめ、 激務をぬって参加した皆さんには本当に熱心に聴いていただき感謝です。 日頃より、高い質の医療サービスを心がける滋賀医大病院ですが、 私の意見が 少しでも参考になれば幸いです。
9月9日(日) 名古屋といえばコメダ珈琲
午後から、名古屋で「不動産投資セミナーの司会です。 昼は 矢場とんの味噌カツ定食を味わい、 その後「コメダ珈琲へ。 コメダは名古屋が本社で、いま全国に440店舗を展開。 いま 僕が一番お気に入りのティルームです。 ログハウス風の店内は、長時間利用もOK。 朝11時まではコーヒー注文で、トーストとゆで卵がサービス。 そして いちおしデザートが このシロノワール。 あったかいデニッシュと、上に乗った冷たいソフトクリームの 融合がクセになるのです。 ちなみに コメダ珈琲は大阪に15、滋賀に12店舗など近畿でも増殖中。 あと 大阪や神戸にもある リサイクルショップコメ兵 も名古屋・大須が本店。 名古屋発のお店は「コメ」のつくとこ なぜか多いですねえ。
9月8日(土) 城崎・出石日帰りバスツアー実施!
きょうは ラジオ関西主催の 「羽川英樹・平田進也と行く 夏の城崎・出石日帰りバスツアー」の日です。 8:00 定刻に満員の41名のお客様を乗せた 姫路観光バスはJR神戸駅を出発。 早速マイクをもって喋り始める日本旅行カリスマ添乗員・平田進也氏。 結局このツアーで平田氏はバス往復の6時間 喋りづめ。 またその話が面白い。 道中 打合なし・台本なしの僕とのトークバトルも 長時間に。 さぞや お客様もびっくりされたことでしょう。 眠らせなくて ごめんね。 10:10 朝来市の海鮮せんべい但馬で休憩とショッピング。 ここは酒のアテやお茶うけにもぴったりな海鮮せんべいの専門店です。 11:20 昼食会場の城崎温泉あさぎり荘に到着。 開業50年を迎えた老舗旅館で会席料理をいただきます。 旬の刺身、カニ、揚げたて天ぷら、 但馬牛の味噌鍋など昼とは思えぬ超豪華メニュー。 食後には噂には聞いていた平田氏の女装ショーと記念撮影あり。 ジミー大西似の斎藤添乗員までも、女装で躍る始末。 ここまで盛り上げる プロ根性に頭が下がります。 そのあとは 各自 ぶらり温泉街散歩に。 この柳並木はいつ来ても情緒ありますなあ。 途中 山陰線の普通列車が運よく通ったので、カメラに収めました。 城崎仕上げは、あさぎり荘に戻っての露天温泉入浴。 自慢の庭園を眺めながら、ゆっくりいい湯につからせてもらいました。 それにしても、9月だというのに 豊岡は暑い。 14:00 城崎発 14:15 朝市きのさきで海鮮もののショッピング。 早くも解禁された 香住カニが1箱 4000円で店頭に。 他にも 赤イカや 干しはたはたも 旨そうでした。 みなさん 必死でおみやげ 探してましたねえ。 15:15 城下町・出石 到着。 まずは城山ガーデンで、 名物・皿そば試食(昼あんなに食べたのに、そばは別腹)。 出石そばは 城主だった仙石氏がもともと信州上田藩主で、 人事異動でこの地に赴任した際、 そば職人も連れてきたことから 広まったとか。 いま 50軒くらいが この街で営業しています。 地ビール3種飲み比べも旨かったなあ。 この街のシンボルでもある辰鼓楼。現存する最古の時計台です。 ここを中心に 城下町の風情を ゆっくり堪能します。 16:10 出石出発。 17:15 西紀SA 休憩 18:40 神戸駅 到着 結局 雨に降られることもなく、予定通りに無事帰着。 道中 サービス精神満点に案内してくれた平田さん、 カリスマ添乗員といわれる所以がわかった気がします。 これはクセになりそうな魔力です。 本当にお疲れ雅でした。 そしてご参加のみなさん 誠にありがとう ございました。 この模様は 9月14日(金>)のラジオ関西「羽川英樹の情報アサイチ」で 8:20頃から報告予定です。
9月2日(日) 福井県への取材旅行2日目
朝は早く起きて、ひとりで足羽川沿いを1時間ほど散歩する。 堤防沿いの桜並木は圧巻。春にもう一度ぜひ来てみたい。 朝食後は、まず市内にある福井大仏へ。 青空をバックに鎮座の大仏様に しっかり手を合わす。 境内には、元の石仏の頭部分も 展示してあった。 続いて 曹洞宗大本山・永平寺へ。 100万坪の寺内を約1時間かけて見て回る。 ここには七堂伽藍をはじめ70余棟の建物が並び、 200名の雲水が修業にいそしんでいる。 まさに荘厳な雰囲気。心がどんどん清らかになっていく。 お昼は永平寺近くのかぶとというお店で、越前そばを。 昨夜は 食べすぎたので、ここは少しカロリー調整を。 辛めの大根おろしと そばの相性は抜群。ヘルシーだ。 デザートは近くの売店で「ごま豆腐ソフト」を。 このあとは 福井市をあとに敦賀へ。 まずは旧敦賀港駅舎。 ここはかつて「シベリア鉄道を経由してヨーロッパと結ばれていた 欧亜国際連絡列車の発着駅だった。 当時の資料をじっくりと見る。海からの風もここちよい。 次は地元では「けいさん」と呼ばれる気比神宮へ参拝。 この日は敦賀まつり開催日と重なったので、境内は大賑わい。 なつかしの お化け屋敷もあったぞぉ。 そのあと 小牧のかまぼこを見学して、しめは やはりソースカツ丼。 敦賀市役所横のヨーロッパ軒へ。 日曜とあって夕方5時過ぎに入店したが、すでに満席の盛況ぶり。 薄めのトンカツ3枚を特製のウスターソースダレにくぐらせ、 御飯の上に乗せたシンプルもの。 甘さと酸味の絶妙バランスをほこるソースダレは いつ食べても旨い。 さあ このあとは北陸道から名神にはいり エクスパーサ多賀(滋賀)でお土産を買って帰阪。 実によく食べ、よくお詣りした 取材旅行だった。 冬のカニもいいが、 これから秋の越前路も 地元グルメが堪能できるよ。 この模様は 7(金)のラジオ関西「羽川英樹の情報アサイチ」で 朝8:20頃から報告予定。
9月1日(土) 福井県への取材旅行1日目
きょうから1泊2日で、番組スタッフ3名と車で福井へ。 途中 近江八幡に立ち寄り、 美しい八幡堀と商家群をメンバーに案内。 昼食は 滋賀名物の近江ちゃんぽん。この和風ダシは最高。 後半 お酢を入れると、2度違った味わいを楽しめるのだ。 そのあと 湖岸道路から彦根に向かい、 お城を眺めながら「さわ泉」でかき氷を食べて一服。 ここのシロップは本物でっせ。あずき別添えも嬉しい。 このあとは北陸道で福井へ。 途中 夕陽の美しさで有名な杉津PAで休憩。 ここから眺める日本海のダイナミックな風景は 感動もの。 ミストシャワーでしっかり涼をとります。 他のメンバーは名物・ソースカツドッグを食べ始めるが、 僕は来るべき夕食に備え、涙をのんでパス! 夕方 福井市着。おりしもゲリラ夕立に遭遇。 福井駅も福井鉄道も土砂降りで思うように撮れない。 夜は紹介してもらった 地元の旬味・泰平で。 店構えからして 趣きあるでしょ。 料理は大満足で、興奮しすぎて撮影を忘れてしまう。 地酒・黒龍の吟醸が鯖へしこにもピッタリ。 おまかせコース(4200円)の中身は内緒だぁ。 二次会に 福井名物、秋吉のやきとりへ。 関西にも支店は多くあるが、やはり発祥の地は活気と人の入りがちがう。 ここでは男性客は「社長」、女性客は「お嬢さん」と呼んでくれる。 イチオシの純ケイを注文。 メス鳥のモモと皮の部分で、噛めばかむほど味わい深い。 注文単位は5本ないし10本だが、別腹にしっかり収める。 さあこのあとはホテルに戻って、自慢の温泉大浴場に行こう。 おやすみなさい。
2012年8月>>