HOME 羽川英樹


ハーさんの週間日記 日記 〜Diary〜


2月27日(水) 京の寺 非公開文化財特別公開へ


毎年、京都市と観光協会が主催する「京の冬の旅」
普段見ることのできないお寺の貴重な文化財が、
この期間だけ特別公開されるんです。

市内全14ケ寺で実施中なのですが、
その中から僕は東山丸太町近くの聖護院に行ってきました。
聖護院

聖護院といえば 八つ橋や かぶらで有名な地域ですが、
このお寺は 本山修験宗の総本山。
つまり山伏たちの総本山であり、
代々皇室から門主を迎える門跡寺院でもあります。
八つ橋

ここは何がすごいって 本物の狩野派が描いた
すばらしい障壁画がしっかり残っているんです。
晨殿・上段(天皇が座られる場所)の間にある「花鳥図」「老松図」をはじめ、
寺内に100枚以上の作品を この期間に見ることができます。

あいにく撮影禁止のため障壁画はお見せできませんが、
本堂前の石のお庭や、書院前の緑の庭は心をなごませてくれます。
本堂前の石のお庭本堂前の石のお庭
書院前の緑の庭

このお寺では12年ぶりの公開ということですが、
室町〜江戸時代まで 400年に渡って、
足利・徳川・織田・豊臣などの絵師として活躍した最大流派の傑作を存分に楽しみました。
3/18 まで開催。拝観料 600円

そして、ここまで来たら ぜひ ジャズ喫茶ヤマトヤにも足を向けてください。
改装のため 1年余り休んでましたが、3/1から リニューアル・オープン。
1970年創業という老舗は、
改装しても昔の面影をしっかり残しています。

オーナーが保存する 8000枚のレコードをこだわりの音響で聴きながら、
コーヒーをいただく。心安らぐ時間をぜひ。
12〜22時 営業。なお 水曜は定休です。


2月26日(火) 大阪でTVショッピング収録


きょうは四天王寺夕陽が丘にあるサン・スタジオでTVショッピングの収録です。

前回は、夜から収録をはじめ 終わったのは明け方という強行日程でしたが、
今回は日中にスムーズに進んでいきます。
TVショッピング収録国産牛肉ステーキ

今回も 国産牛肉ステーキ、大人気のカニをはじめ5種類の特選グルメをご紹介します。
昼休憩で配られた弁当にもほとんで箸をつけず、
ひたすらカメラの前で食べ続けましたぞ。
国産牛肉ステーキ国産牛肉ステーキ
カニ

この模様は 3月下旬にKBS京都・サンテレビで放映予定です。


2月24日(日) 三重県・木曽岬町で講演


きょうは、愛知県との県境にある三重県の木曽岬(きそさき)町に。
会場へ最寄りのJR弥富駅は、日本一海抜の低い駅
マイナス93cmとホームの掲示板に記されています。
後ろに赤い電車が映ってますが、ここは名鉄の共用駅なんです。
JR弥富駅日本一海抜の低い駅

弥富駅から 迎えの車で15分ほどいくと、木曽岬町に到着です。
ここは木曽川の堤防に囲まれた 海抜ゼロメートル以下の水郷輪中の町です。
木曽岬町

このモニュメントの下から2番目が 海抜ゼロmをさします。
つまり この町はすべての地域が海抜より低いんです。
そして 一番上の目印が、昭和34年に襲った伊勢湾台風の潮位だそうです。
ものすごく怖かったやろなあ。

さて本日は、木曽岬ふるさと創生ホールでの人権講演会で喋ります。
「言葉は魔物・宝物 〜言葉ひとつでこう変わる〜」をテーマに90分です。
顔つきポスターがアチコチに貼ってあり、まるで選挙に出るみたいな気分。
みなさん熱心にメモを片手に聴いてくださいました。
木曽岬ふるさと創生ホール「言葉は魔物・宝物 〜言葉ひとつでこう変わる〜」

かつては隣接する愛知県弥富市との越境合併や、
三重県桑名市との同県合併の話もあったようですが、
いまは人口 6800人で独立独歩の道を歩 みます。
今度は鍋田川の桜並木が満開の頃、訪れてみたいなあ。


2月23日(土) TVロケで浜大津の商店街を歩く


地元ケーブルのZTVの番組「羽川英樹のぷらっと近江ひとり旅」で、
古き良き街並みが残る大津市内を歩きます。

きょうは、浜大津の丸屋町商店街ブラブラです。
ここのニューフェイスは 1年半前に開店した佐知’s ポケット
元料理学校講師の明るい佐知さんが手作りするケーキとお惣菜のお店です。
佐知’s ポケット

3段式のショーケースの上段はケーキゾーン。
ここでは人気のキャラメルソース シフォンケーキが目をひきます。
甘さを抑え ほろ苦さを強調したキャラメルソースに、もちっとしたシフォン生地が絶妙。
生地にもキャラメルソースが練りこんであり、クセになるおいしさです。
キャラメルソース シフォンケーキキャラメルソース シフォンケーキ

中段はお惣菜ゾーン
すべて手作りのおかずは、家で湯煎すればすぐ食べられます。
サイズも大・中・小などあり、一人暮らしの高齢者にも好評で 20種類ほど用意されています。
お惣菜ゾーン

下段は各種スープやシチューのゾーン。
どれも おいしそうで どれにしようか迷います。
また壁際にはカウンターも設置されており、ランチを楽しむこともできます。
石焼きカレー

僕がメニューから注文したのは石焼きカレー
ライスは黒米を中心にした十六穀米。ルーは程よく辛く、味わい深い。
トッピングの素揚げした野菜も彩りを添えています。
また食器が石焼き鍋なので さめにくく、最後までアツアツがいただけます。
また後半 ご飯におこげができるのですが、これがまた旨いんですなあ。

続いて訪れたのが、創業340年余という老舗の平井酒造さん。
浅芽生(あさじお)という銘柄を展開しています。
これは和歌に出てくることばで、湖畔にたなびく風のことだそうです。
平井酒造

店内には今年の新酒がズラリ 勢ぞろい。
そして店内での最高グレードは この斗瓶どり 大吟醸原酒
一升瓶で1万円だそうですが、実にうまそうですなあ。
斗瓶どり 大吟醸原酒娘の弘子さん

こちらは店主自らが杜氏を務めていますが、娘の弘子さんが5年前から杜氏見習に。
父娘でつくる銘酒を ぜひ一度ご賞味あれ。
(なお店主は きょうは所用で不在でした)


2月20日(水) ザ・ぼん ラジオ生出演


KBS京都「羽川英樹の悠遊らじお」(18〜19時)に月1回、
我がおじさんフォーク・デュオザ・ぼんが生出演しています。
きょうは そのライブ演奏の日。
スタジオではミキサーさんがライブステージ用のセットを組み立てくれます。
ザ・ぼん

今月は チェリッシュの「白いギター」をハモらせました。
僕が悦っちゃん、相方が松崎君役です。
「愛し合う二人には、恋の予感が嬉しくて
  花を摘む草原に 秋の日差しが まぶしくて」
・・・なんて 中年男子には 恥ずかしい歌詞ですが、
ハモルと気持ちいいんですよね。

ちなみに これまでに演奏したのは、
10月「誰もいない海」、11月「秋止符」、
12月「聖しこの夜」、1月「花の首飾り」 でした。

そして わがザ・ぼん、来月は神戸でライブを行います。
3/17(日) 13:30〜 楠寺・瑠璃光苑ホール
(地下鉄 大倉山すぐ またはJR神戸駅を北へ10分) 入場無料。
なつかしのフォークナンバーと軽妙なトークでお楽しみください。
お申し込みは 078-341-1894 まで。先着順受付中です。


2月19日(火) 医療機関研修会で講師を


きょうは大阪南(堺市以南)公立病院合同研修会での講演です。
会場となる市立堺病院の講堂には、医師・看護師・技師・事務職など
各職種の方々が忙しい勤務の合間に参加してくださいました。

公立病院と言っても、いまは自治体によって
市の運営・独立行政法人・指定管理など形態はさまざま。
また財政事情もさまざまです。
今回は「医療機関と患者の心をひとつにするために」をテーマに、
患者の立場・接客接遇講師の立場から 気がついたことを提案させていただきました。

また これに先立ち 堺病院も2度にわたって事前の下見を行い、
問題点・改善点などもアドバイスさせてもらいました。
医師不足・財政難など問題は山積の公立病院ですが、
市民の命を守る医療機関として よりレベルアップされることを祈ります。


2月14日(木) 都会の中の超ローカル線に乗る


前から一度乗りたかった南海・汐見橋線に乗車してきました。
汐見橋〜岸里玉出間 4,6kmを結ぶこの路線は、
もともと高野線の始発駅で、かつては高野山詣で賑わいました。
しかし高野線がなんば発着に変わってからは、
都会の中の超ローカル線という存在に甘んじています。

始発の汐見橋駅は、新ナニワ筋と千日前筋が交差する
ミナミのちょいはずれにあります。
地下鉄と阪神の桜川駅と隣接してますが、
古ぼけたひっそりと建つ目立たない駅です。
汐見橋駅

改札の上の壁には昭和30年代の観光案内地図が今でも張られていますが、
あちこちはがれて ボロボロです。
トイレは水洗ですが、いまどき珍しい男女兼用です。
ここから2200系ワンマン2両編成が、30分毎に発車しています。
観光案内地図2200系ワンマン2両編成

途中に4駅あるのですが、中でも木津川駅は まさに都会の秘境駅

このさびれ具合は普通ではありません。
かつては紡績工場や貨物ヤードもあって賑やかだったそうですが、
いまは殺風景な空き地に雑草が生い茂っています。

電車は9分50秒走って、終点・岸里玉出に到着。
いやあ 聞きしにまさる寂寥感。
レトロというよりほったらかし感いっぱいの路線でした。
いつ廃線になってもおかしくない不採算路線ですが、
新大阪とミナミを結ぶナニワ筋線構想に一筋の希望を抱いているようです。
終点・岸里玉出

この岸里玉出で、南海の本線と高野線に接続します。
ここまで来たらせっかくですから、
本線に乗り換え2駅先の住吉大社に向かいましょう。
いやあ久しぶりに見る太鼓橋は、かなりの急こう配。
慎重にわたって「なでうさぎ」を触り、本殿で しっかり手を合わせます。
住吉大社太鼓橋
なでうさぎ住吉大社

帰りは住吉大社駅から阪堺電車で天王寺へ向かいます。
路面電車も、最近は運転席まわりがハイテク仕様になってます。
では これから17分ほどの小さな旅を楽しんでアベノへ。
阪堺電車運転席まわり


2月13日(水) 梅田カレー・コレクション(阪急梅田駅構内)


全国の350種のレトルトカレーを集めたというお店に行ってきました。
店名は梅田カレー・コレクション
場所は、阪急梅田駅 2階中央改札構内(ホームは3階)にあります。
昨年の4月にオープンしていたそうですが、見過ごしてました。
レトルトカレー専門店

そんなに広くない店内には、地域別にレトルトカレー350種がズラリ。
一番人気は阪急百貨店の大食堂カレー
一番高価なのは岡山 千屋牛 炭火炙りカレーの1250円。
注目は茨城の18禁カレー。18歳未満はお断りという赤いパケージ。
通常のカレーの45倍の辛さだそうです。
地域別レトルトカレー350種地域別レトルトカレー350種

そのほか、甲子園カレー・淡路牛玉ねぎカレー、広島カキカレー、
岡山白桃ピオーネカレー、秋田比内地鶏カレー、札幌スープカレーなど目をひくものがいっぱい。
どれにしようかと迷ったら 350種全部を試食した店長に相談してみてください。

奥にはイートイン・コーナー(12席)があり、
商品代+150円(中ライス)で食べることができます
(サラダ・デザートなどもも注文可)。
イートイン・コーナー

僕が悩んだ末に選んだのは、北海道オホーツク・カレー(525円)です。

冬らしいパッケージとネーミングですねえ。ルーは珍しいクリーム色。
味はホワイトシチューとカレーが合体したマイルドで不思議なおいしさ。
中には ホタテがゴロゴロはいっていました。
北海道オホーツク・カレー

通勤帰りに食べて帰る人、おみやげに買い求める人、
ふるさとの味をなつかしむ人など・・・利用客はさまざま。
ただ 改札の中なので、阪急電車に乗らない人は入場券が必要になります。

期間限定営業らしいのですが、人気があるので当分やってくれそうです。


2月6日(水) 堺市で講演会を


午後からJR堺市駅前にあるサンスクエア堺ホールで講演です。
昔は阪和線・堺市駅といえば、ひっそりとした静かな駅でした。
きょう久しぶりにこの駅で降りたら、
商業施設やマンションが立ち並んでいてビックリです。
サンスクエア堺ホール堺市企業人権推進協議会の研修会

きょうは堺市企業人権推進協議会の研修会で講演させてもらいます。
これは堺市にある企業のトップや総務・人事担当者の勉強会です。
講演

「ことばひとつでこう変わる 〜言葉は魔物・宝物」をテーマに
90分しゃべらせてもらいました。
言葉とコミュニケーションを主体に、
取材経験からの人権、報道と人権についてもお話しました。
みなさん熱心に聴講いただき感謝です。

では このあと堺市から阪和線で天王寺へ。
そして天王寺からは特急はるかで京都へ向かいます。
夜はKBSラジオの生放送なのだ。


2月5日(火) 京都で極上中華を


KBSラジオの番組でお世話になってる方々と総勢5名で
京都でおいしい中華をいただきました。
場所は我が母校・同志社大学のすぐ近くの
寺町今出川西にある燕燕というお店です。
燕燕

店内は白で統一され 中華というよりカフェに近い清潔なしつらえです。
まずはビールで乾杯。左から台湾・青島・北京のビール。
僕はハイネケンの味にも似た 青島ビールが好きなんです。
店内台湾・青島・北京ビール

酢豚・鶏のから揚げをはじめ、炒め物やスープなどを注文しましたが、
どれも味がひつこくなく上品でうまい。
どうやら 香辛料はすべて中国から取り寄せているらしい。
酢豚・鶏のから揚げをはじめ、炒め物やスープ

餃子はぽってりとしたボリュームあるサイズ。
そして締めの坦々麺が抜群にうまかった。
辛さは弱めだが、ゴマベースのスープがたまらない。
餃子坦々麺

もうここで腹一杯なのだが、デザートは別腹と2種類 注文。
左がマンゴー入りタピオカ、右が杏仁豆腐ですが、
どちらも自家製で、これまたメチャうまい。別腹がとても満足しております。
マンゴー入りタピオカと杏仁豆腐

このお店、京阪出町柳から徒歩7分、地下鉄今出川から12分くらいでしょうか。
人気店なので予約をしてからどうぞ。
では 我々はこのあと三条の おしゃれなバーに移動します。


2月2日(土) 「咲くやこの花賞」で司会を


平成24年度咲くやこの花賞の贈呈式が行われ、
今年も司会を務めさせてもらいました。
これは将来の大阪を担う若手芸術家に贈られる賞で、
今年は30回目という節目を迎えます。

会場となった 中ノ島の大阪市中央公会堂は、
1918年に建築された重厚なルネサンス様式の建物。
客席もとても趣きがあり、築95年の歴史を刻みます。
大阪市中央公会堂客席

今回の受賞者は美術部門・現代美術の後藤靖香さん、
音楽部門はヴァイオリンの岩谷佑之さん、演劇舞踊部門・狂言の善竹隆司さん、
大衆芸能部門・浪曲の春野恵子さん、文芸部門・作家の円城塔さんの5人です。
咲くやこの花賞咲くやこの花賞司会

表彰のあとは、各人のインタビューと活動紹介です。
ステージでヴァイオリンの素敵な音色や、狂言・浪曲の迫力ある声音が響きわたります。

スペシャルゲストにはコンビ結成40周年を迎える
今いくよ・くるよさんが駈けつけて お祝いの漫才を披露。
このおふたりも 昭和59年の第2回で咲くやこの花賞を受賞しています。

これからの受賞のみなさんの 益々のご活躍お祈りしています。


2013年1月>>

上に戻る

Copyright© 2003-2009 BIG-FACE All Rights Reserved.
  「羽川英樹の京・奈良・近江*みつけ旅」スポンサーサイト 財布と鞄の通信販売 バッグ修理 e-mono Online Shop
鞄・バッグ・財布の修理&リフォーム|アトリエ8845